今私たちは時代の流れの中に「和」の心を埋没させ、失いつつあります。 一方、海外ではその「和」の心が育んできた日本の高い美意識が注目されています。 単に畳や床の間のある暮らしが「和」ということではなく、人の生きる営みの中に自然の 力を取り込み、共存する。 けっして自然を沙汰するのではなく、愛しみ、ともにあろうとする美意識。 それこそがまさに「和」の心だと思います。 振りかえるのではなく、新たなかたちで、もう一度「和」とくらす。 それがRoppo工房の目指す手しごとのゆくえです。
六鵬窯の製品はすべて手づくりです。 当主が21年前、三重県伊賀地方の土にも負けない山梨産の土を発見して以来、甲州伊賀焼きをはじめ、地元でとれる土や石、樹木をできる限り使用し、それぞれの特性を生かしながら独自の陶器を制作しております。